ドライバーのスライスは、ゴルファーの天敵
ドライバーショット、つまりティーショットでスライスが多いという人は、OBも多いはずです。ティーショットでのOBというのは、いきなりミスショットから始まりますから、スコアをまとめるのが難しくなります。週末ゴルファーの場合、ティーショットでOBをすれば、前進4打となることが多いはずです。
コンペ、競技、月例の場合は、打ち直しとなることが多く、打ち出し3打目となります。どちらにしろ、ティーショットのOBというのは、いきなり打数が増えてしまうという、スコアをまとめたいと考えているゴルファーにとっては、天敵です。
なかなかスライスが修正できない場合
打ち方を変えてみても、グリップ(握り方)を変えてみても、なかなかスライスが修正できないという場合は、今現在使っているドライバーが、スライスが打ちやすい構造になっているかもしれません。よく言われることなのですが、有名プロゴルファーが使っているドライバーなどは、意外とスライスが打ちやすい構造になっていることもありますので、注意して下さい。
もしかして、フェードが打ちやすいドライバーを使っている?
プロゴルファーやアスリートゴルファーというのは、もともとパワフルなスイングで打つことができます。なので、強い下半身のリードで打つことができるので、意図しなくてもインサイドからゴルフクラブを入れやすく、意図しなくても強いドローボールが打てます。つまり、フック系のボールが打ちやすいタイプのゴルファーと言えます。
その様なゴルファーが選ぶドライバーというのが、左のミスを減らすことができる、オープンフェースのドライバーだったり、捉まりを抑えたフェードが打ちやすいドライバーです。一般的には、フェード系のドライバー、オープンフェースのドライバーとか呼ばれることもあります。
もともと、強いフック系のボールが打てるということは、チーピンなどのフック系のミスを減らすために、フェードが打ちやすいドライバーを使うことで、捉まえて打てるスイングでフェードが打てるドライバーを使うことにより、フック系のミスを減らすということを考えています。
ですから、有名ゴルファーが使っているようなドライバーの場合、一般的なゴルファーが使用すると、スライスしか打てないということが多々あります。ボールを捉まえて打てるようなスイングができる人が使うべきドライバーを一般的なゴルファーが使えば、スライスしか打てなくなりますので、注意して下さい。
昔のスリクソンのドライバーは、オープンフェースとなっており、はじめからフェースが開いたセッティングになっているというドライバーもありました。
スライスしないドライバーを使うこと
一般的なゴルファーは、スライス減らすことができるドライバーを使う方が賢明です。わざわざ、難しいドライバーを使って、OBを増やしても意味がありませんし、余計に飛ばせなくなってしまいます。ドライバーで飛ばすには、ボールを捉まえることが必要ですし、ボールを捉まえることで、フェース面の反発力を活かすことができます。
スライスしないドライバーを紹介しているページでも書いてますが、スライスしないドライバーの最大の特長は、重心角(重心アングル)が大きく入っており、ヘッドが返って、フェースを閉じやすい構造となっています。今どきのドライバーは、重心角(重心アングル)を大きくすることで、重心距離が長いドライバーでも、捉まりが良いドライバーが増えてきています。
または、ウェイトを移動させて、自分の打ち方に合わせて、弾道調整ができるようなドライバーを使うというのも良いです。
スライスしない テーラーメイドのドライバー
テーラーメイドのスライスしないドライバーといえば、最新モデルのMグローレドライバーです。そして、グローレF2ドライバーです。グローレというとシニア向けドライバーのイメージがありますが、全く違います。スライスを減らしたい人、今よりも飛距離アップしたいゴルファー向けです。ゴルフスコア100切りを目指すゴルファーでもスライスを減らして飛ばせるので、オススメです。
テーラーメイドのD-TYPE ドライバー
その他、USモデルとなりますが、テーラーメイドのD-TYPEドライバーもボールの捕まりが良くて、スライスを減らすことができます。
スライスを減らせれば、安定したティーショットで打っていけますし、OBのリスクを減らすこともできます。
今どきのドライバーは、捉まり重視が多い
今どきの新しいモデルのドライバーは、捉まり重視でスライスを減らせる構造を持たせたドライバーが増えてきています。その理由は、優しく打てる、ドライバーの寛容性を追求しているからです。また、その他の理由としては、フェース面の強い反発力を活かすには、捉まったボールを打つことが前提となります。擦り球のようにフェース面で滑って、スライスさせるような打ち方では、フェース面の反発力が活かせません。つまるところ、飛ばせません。
ドライバーの性能を最大限に活かして、飛距離アップするには、ボールを捉まえて、スライスを減らして、フェース面の反発力を活かすことです。なので、今どきのドライバーは、捉まりを重視している傾向が強くなってきていますし、誰が打っても優しく、簡単にナイスショットが打てるドライバーが増えてきています。
飛ばしたいなら、捉まるドライバーを使うこと
ドライバーショットで飛ばしたいのであれば、捉まりの良いドライバーを使うことです。これは、絶対条件です。つまり、曲げることなく、真っ直ぐ、直進性の高いボールを打てるドライバーを使うということです。その前に、真っ直ぐ打てるスイングを習得しておくことも必要ですが。最近は、プロゴルファーが使っているドライバーや、宣伝などで飛ぶと訴求されているドライバーの人気が高くなっており、本当に飛ぶと思って、購入したものの、飛ばせないという人が増えてきています。
飛ばせるドライバー
飛ばせるドライバーというのは、実はアスリート向けとなっています。アスリート向けのドライバーは、何が違うのかと言いますと、捉まりを抑えているドライバーが多いのです。
つまり、打ち方が悪いと、フェードしか打てないということになります。フェードというよりは、スライスボールしか打てないという感じになってしまいます。
低スピンでボールが上がらない
また、アスリート向けのドライバーは、低スピンなボールが打ちやすくなっています。ヘッドスピードが遅い人が打つと、低い弾道がしか打てずに、距離が出せません。スライスするし、弾道が低いとなると、まったく飛ばせません。
ドライバーの飛距離180ヤードくらいしか飛ばない
ドライバーの飛距離180ヤードくらいしか飛ばせない人は、弾道が低いスライスボールが多いはずです。ドライバーショットの場合、曲げてしまうと飛距離が出せません。特にスライスボールというのは、フェースが開いたままインパクトしていることが多いので、弾道が高くて、大きく右に曲がっていき、飛距離はあまり出ません。180ヤードくらいしか飛んでないこともあります。
ヘッドスピードが遅い人の場合は、180ヤードも飛んでないこともあります。飛んでない理由は、スライスしているからであり、曲がってるからです。ですから、直進性の高いボールを打つということはとても大切なことであり、飛距離アップには、必要不可欠な要素となります。そのために、捉まるドライバーを使うことが必要となります。
一般的にはアベレージ向けのドライバー、優しいドライバーというのは、捉まりが良くなってますし、優しく高弾道が打てます。捉まるドライバーの特長としては、重心角(重心アングル)が大きく入っているモデルです。重心距離を重視することもありますが、重心距離が短くても捉まりを抑えてフェードを打つためのドライバーがあります。重心距離だけで判断するのは危険です。
最近では、重心角を大きくした、捉まるドライバーが増えてきました。スライスを減らすことができますので、それだけで平均飛距離アップができます。