2022/10/14更新
もっとも多いドライバーのミスはスライス
ドライバーショットで多いミスショットはスライスです。ドライバーというクラブはロフト角の数字が小さいために、横のスピンが発生しやすいものです。ドライバーでスライスが多いと右のOBが不安になります。ただ、スライスボールは飛距離が出ませんし、常にスライスするのであれば、曲り幅を考えて、少しだけ右を向いて打つことで、フェアウェイキープすることができます。スライスボールばかり出るのであれば、それが自分の持ち球であると認識して、スライスボールだけ打ち続けることも100切りに繋がります。
実は、ゴルフコースは右側がOKの場合が多いです。右側OKというのは、右側が広くなっていたり、隣のコースにボールがいってしまってもOB扱いにならないこともあります。ある程度、ゴルフに慣れてきて、それなりのスコアが出せるようになると、左側が不安になってきます。打てるということは、叩きにいけますので、フックが強くなってしまいます。フックは強い弾道になることが多く、コントロールが効かないフックは直ぐに左側OBとなってしまうことが多いのです。
もっとも、大変なのはスライスボールが出るけど、チーピンも出るし、チョロもするし、トップもするという場合です。こういった場合は、打ち方から練習する必要がありますので、スライスボールを打つ前の段階で躓いていると言えます。スライスが多いのであれば、コントロールされた曲り幅で打てるように練習をすることが早道です。
ドライバーでOBが多い
ドライバーでOBが多いとスコアメイクが難しくなります。OBをしたのであれば、打ち直しで3打目。ゴルフ場のルールによっては前進4打だったりもします。これでは、いつまで経ってもダブルボギーペースのままで、100切ができません。
1ラウンドで、どれくらいOBをするかということも考えてみましょう。1度だけOBなのか、5発OBが出るのか。5発OBが出るのであれば、重症です。できれば、1ラウンドで1発OBくらいが許容範囲です。できれば、OBは無い方がメンタル的なダメージも少なく、冷静にゴルフができるはずです。
ドライバーショットでOBする場合はどのような弾道なのかを把握しましょう。ボールが高く上がって大きく右へ曲がっていくスライス系でOBになってしまうのか、ボールが低く飛び出して左へ曲がっていくボールなのか、それともスライスもチーピンも出るのかを確認することが大切です。スライスもチーピンも出るようだと、まだまだスイングが安定しないということになります。間違ったスイングでも安定していれば、安定してスライスばかりが出ますので、原因が見つけやすいです。
ドライバーショットでのテンプラ
ドライバーのテンプラは、ドライバーヘッドがボールの下に潜ってしまって、とても高くて距離が出ないボールのことです。これは、ボールのティーアップの高さと、ドライバースイングの最下点で防ぐことができます。
ボールを飛ばそう、高いボールを打とうという意識から、ティーアップを高くする人が多いですが、高すぎるとスライスになることもあります。スイングの最下点というのは、ドライバーヘッドが最も低い位置を通る瞬間です。ボールを直接、打ちにいってしまうと、ボールの置いてある位置でスイングの最下点を迎えてしまい、結果的にドライバーヘッドはボールの下を潜ってしまい、テンプラとなってしまいます。
トップ、チョロ
ドライバーショットでのトップ、チョロはボールの置く位置が極端に左足側(飛球線方向)に置かれている場合が多いです。ドライバーショットのスイング軌道を考えると、ボールの位置が遠すぎてボールの頭にしか当たらない状態になっています。ボールの置く位置を、少しだけ身体の中心寄りにするだけで、当たりが良くなります。
適切なドライバーショット
ドライバーショットでは、スイングの最下点を過ぎてから、ドライバーヘッドがボールにインパクトをするイメージが大切です。ボールを直接、打とうとしたり、大袈裟にボールを上げようとすると余計にミスショットを誘発してしまうことになります。