ゴルフ100切るコツを掴むブログ

ゴルフスコア100切るにはボールを打つイメージを持たないこと

 

ゴルフクラブを振り回して、ボールを打つ

ゴルフスコア100切れない人の多くは、ゴルフクラブを振り回して、ボールを打ちにいこうとします。実は、これが大きな間違いであり、スイングを崩してしまうどころから、間違ったゴルフを覚えてしまう可能性がとても多いです。

ゴルフスイングは円弧

ゴルフクラブを振るというのは、円弧を描きます。テークバックして、トップスイングをつくり、ダウンスイングが始まり、飛球線方向へゴルフクラブを放り投げるな動作をします。その時に、ゴルフクラブが通る軌道にボールが置かれていれば、自然とゴルフクラブとボールが衝突して、ボールが飛んでいきます。ボールを打つのではなく、クラブが通る場所にボールが置いてあるというイメージを持つと良いです。言葉で説明するのは簡単なのですが、なかなかイメージが持てないかもしれません。

ドライバーもアイアンも同じスイング軌道を描きます。同じ円弧を描くようなスイングになります。ただ、ゴルフクラブとボールがコンタクトするタイミングが異なります。それは、ボールの置く位置で変えます。

ドライバーショットのイメージ

ボールの置く位置は左足側寄りとなります。スイング最下点を過ぎてから、ドライバーがボールにコンタクトします。ですから、アッパーブローで打てるのです。

 

ボールの少し手前に最下点があるとイメージしてください。最下点というのは、ゴルフスイングをしたときに、ゴルフクラブが円弧のもっとも低いところを通るポイントです。ドライバーショットの場合は、ドライバーヘッドが最下点を過ぎて、ドライバーヘッドが上方へ向かっていくと途中に、ボールにコンタクトするというイメージですから、アッパーブローで打つことができますし、ロフト角の数字が10.5°など小さくても、高い弾道が打てるということです。

ドライバーショットでボールを上げようとしなくても、自然と高いボールが打てます。上のイラストを見てもらったら判る通り、ドライバーヘッドが最下点を過ぎて、ドライバーヘッドが赤い線に沿って、上方へ向かっていくときにボールを打つことになりますから、自然とボールは上がります。

ドライバーショットのPOINT
  • ボールの手前に最下点がある
  • 最下点を過ぎてからボールにコンタクトする
  • 最下点を過ぎてからボールを打つからアッパーブローに打てる

 

アイアンショットのイメージ

ボールの置く位置は身体の真ん中あたりくらいとなります。スイング最下点の手前でアイアンがボールにコンタクトします。つまり、アイアンクラブを下りきる前にボールにコンタクトします。ボールにコンタクトした後に、最下点を迎えます。一般的にはダウンブローと呼ばれる打ち方です。

アイアンクラブの場合は、最下点を迎える前にボールにコンタクトするイメージです。ボールにコンタクトした後に、アイアンクラブが芝生に触れるということになります。ですから、結果としてターフが取れるということです。ターフを取ろうと思って打つのではなく、結果的にターフが取れるということです。アイアンショットの基本は、ボールをクリーンに打つこと、クリーンにボールにコンタクトするという点です。ですから、アイアンショットの場合は、ダフリは絶対にNGです。ダフリというのは、ボールの手前で最下点を迎えてしまい、アイアンクラブがボールの手前で芝生に突っ込んしまうような打ち方です。むしろ、ボールの頭を叩いてしまって、超低空で飛んでいくようなトップボールの方が、まだマシということです。

アイアンショットのPOINT
  • ボールの前方に最下点がある
  • ボールにコンタクトしてから芝生に触れる

 

ドライバーとアイアンでは、ボールの置く位置が違う

このように、ゴルフクラブがボールにコンタクトするタイミングが変わるのは、ボールの置く位置が違うからです。決してスイングが早くなったり、遅くなったり、強いスイングをしたりということはありません。あくまでも、スイングは円弧を描くだけです。

ドライバーショットもアイアンショットも最下点は同じですが、ボールを置いている位置が異なるから、ドライバーではアッパーブローで打てますし、アイアンではダウンブローで打てるということです。ボールを直接打つイメージは持たないことです。自然と、ゴルフクラブがボールにコンタクトしてくます。

ですから、ボールを打ちにいくイメージを持ったスイングは、既におかしなスイングになっているということです。ドライバーでは、テンプラになってしまたり、アイアンではダフってばかりというミスショットの連発が多くなります。

ゴルフスイングは一瞬の動作です。スイングを分析をしてもらって、自分のスイングを細かくチェックすることで、適切なスイングのイメージが掴みやすくなります。

 

100切るための考え方