前回は100切ったのに、今回のスコアは112だった、どうして?

2022/12/11更新

 

 

ゴルフは難しいスポーツ

ゴルフというスポーツは、本当に難しいです。体力や技術だけじゃない要素が必要となるスポーツだし、ボールの前で構えて、静止しているところから動き出すという点も難しさを増しているように感じますね。

先日、このような相談を受けました。前回のスコアは98だった。やっと100切れたと思ったのに、今回のスコアはいつも通りのボロボロで、112というスコアだった。やっと、100が切れたと思ったのに、また112叩いて、振出しに戻ってしまった感じがする・・・というお話です。

 

1度、100切ったからいつも100切れる訳ではない

100切りを目指すゴルファーの大きな勘違いといえば、1度100切ったならば、次も100が切れると思っている点です。ゴルフというスポーツは、そんなに甘くはありません。1度100切ったからといって、いつでも100切れるとは言えません。何度か100切りをすることで、平均スコアを算出することが大切です。

1度でもゴルフスコア100切ったことがあれば、100切りできるゴルフレベルであることは間違いありません。ですが、ラウンドするゴルフコースによって難易度が変わってきますし、毎回ゴルフスコア100切れるかどうかは難しいところです。

10回ラウンドして、10回全て100切りができるのかと考えると、難しいのではないでしょうか?

前回のスコアが98だった場合は、26オーバーというスコアです。パー72に対して、26打多い、98打というスコアだったということです。

ハンディキャップにすると、HC28、HC30 くらいとなります。ハンディキャップが26以上のゴルファーの場合は、ハンディキャップ以上の打数になることが多いです。それも、プラス10打とかというスコアになることもあります。つまり、いつでも100打以上のスコアになってしまう可能性があるということです。

ハンディキャップ26くらいまで

たまに100を切るけど、100以上叩くこともあるということです。平均スコアがそれくらいということになります。所属するゴルフ倶楽部によっては、ハンディキャップ26から競技に参加できるようにもなります。

ハンディキャップ20くらいまで

HC20くらいになると、たまに90台前半のスコアが出ることもあるけど、90台後半のスコアが多いですし、それが平均スコアです。

ハンディキャップ18くらいまで

HC18くらいになると80台のスコアが出せる確率が高くなりますが、それでも90台半ばのスコアが平均です。ゴルフというスポーツが、とても楽しいと感じる時期かもしれません。飛ばせるようになって、アイアンのコントロールもできるようになってきます。

ハンディキャップ15くらいまで

HC15くらいになると、1年に1度くらいは奇跡的に70台後半のスコアが出せるようになりますが、80台後半から90台前半のスコアが平均スコアです。いつでもどこでも80台のスコアが出せるという感じではありません。ゴルフというスポーツに慣れてきて、独自の理論などを持つようになり、飛ばすことよりも、如何に安定したショットをするか、確実にグリーンにボールを止められるようなことを考えるようになります。

ハンディキャップ12から

ハンディキャップが12、10になると、平均スコアも80台前半のスコアが多くなりますし、どんなゴルフコースでも概ね80台でスコアをまとめてきます。70台というスコアをマークする確率も高くなってきます。これくらいのレベルになってくると、普通に飛ぶし、寄るし、入るというゴルフをしてきます。

1度、100切ったくらいはスタート地点

1度だけ100切ったからといって、いつでも100が切れるわけではありません。連続して100切りができることもありますが、100打以上叩いてしまうこともあります。まだまだ安定してないということです。1度100切ったからといって、それが自分の本当のレベルではないということです。平均すると、まだまだ100叩きゴルファーということです。

 

ゴルフスコアは平均で考えること

1度だけゴルフスコア100切ったとしても次のラウンドで100切りできるかどうかは判りません。その時の体調、天候、コースのコンディションなどによって大きく左右されることが多いですし、ナイスラウンドができるメンタルを維持することも意外と難しいです。

同じことができないのがゴルフなので、1度ゴルフスコア100切ったとしても次のラウンドでは、108だったり、110だったりすることは大いにあり得ることです。

やっとゴルフスコア100切ったという人の場合、平均スコア108くらいと考えた方が良いでしょう。ギリギリ100切ることもあるし、100切れないこともあります。

 

上級者でも100叩きそうになることはある

仲間内では、ゴルフというスポーツは裏切られるスポーツだと話していることがあります。練習場でナイスショットが打てても、先週のラウンドで80台のスコアが出せても、今日のゴルフでは100叩きそうなほどに不調に陥ることもあります。ただ、ゴルフに慣れている上級者は、どこかでスコアを縮めてくる努力をしてきますので、なんとかスコアをまとめてくる人が多いのは事実です。前半が49、後半が40とかで、ギリギリ90を切って、89というスコアをマークしてくることもあります。

ゴルフは、そういったことの連続なのです。良い時もあれば、悪い時もあります。ただ、平均すると概ね80台後半のスコアが出せているということです。

ですから、1度良いスコアを出したからと言って、それが自分のレベルではないということです。平均のスコアを算出することが大切です。そして、自分のゴルフ技術の目安を知る簡単な方法がハンディキャップなのです。

ある程度、ゴルフに慣れてくると、スコアどれくらい?とは聞きません。ハンディキャップはいくつですか?と聞きます。その、ハンディキャップによって、その人のゴルフが見えてくるということです。

1度だけ100切ったからといって、それが自分の本当のレベルではないということ。そして、自分の平均スコアを算出してみると平均スコアが判ります。平均スコアを縮めることで、ゴルフスコア全体が良くなります。

 

平均スコアを算出する

平均スコアを算出するのは簡単です。ラウンド毎のスコアを全て足して、ラウンド回数で割れば良いだけです。

平均スコア算出の例
5ラウンドしたスコアを足して、5で割れば平均スコアが算出できます。
1回目 スコア:98
2回目 スコア:97
3回目 スコア:116
4回目 スコア:99
5回目 スコア:108
合計スコア:518
518 ÷ 5 = 103.6
平均スコア 103.6 となります。ハンディキャップにすると、28とか、30くらいということになります。つまり、いつでも100叩く可能性があるということになります。調子が悪いと、120叩きそうな雰囲気が伝わってきます。

少し、嫌味な書き方をしてしまって申し訳ないのですが、自分の本当の技量、レベルを勘違いしていると、全く上達しません。むしろ、ゴルフが下手になってしまうことがあるからです。デキないのにデキると勘違いしている痛い人になってしまうからです。飛ぶとか、飛ばないとかではなくて、全くボールを打ててないという感じなのです。

100切りを目指すには、平均スコアを考えるようにした方が上達も速くなります。理由は簡単で、ほんの少しでもスコアを良くしようと努力をするからです。

 

100切るための考え方

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