100切りゴルファーは得意クラブを作ること

100切りゴルファーにありがちなのは、たくさんのゴルフクラブを練習することで、自分の得意クラブが無くなってしまうということです。ゴルフスコア100切るには、得意クラブを作っておくと良いです。こちらでは、得意クラブを作るための練習方法を紹介します。
得意クラブは使用頻度の高いクラブを選ぶ
得意クラブを作るための練習をする前に、得意クラブを選ぶことが先決です。さて、どのようなクラブが良いのでしょうか? この辺りを紹介していきますので、参考にしてください。
さて、得意クラブをどれにするのか?
それは自由なのですが、使用頻度の高いクラブを選択すると良いです。
例えば7番アイアンとか、9番アイアンなどを得意クラブにするというのもアリです。
ドライバー
ティーショットで使うのは、ドライバーです。
ティーショットは、そのホールの第一打なので、とても重要です。飛ばせなくても良いので、フェアウェイキープできる程度にコントロールしたティーショットが打てるように、ドライバーが打てることが必要です。そして、ティーショットというのは、そのホール第一打目ということもあり、重要な一打ですから、ドライバーを得意クラブと言えるほどに練習する人も少なくありません。
7番アイアン
芝生の上から打つクラブといえばアイアンクラブです。そして、実際のラウンドで使用頻度が高いのはアイアンです。なので、アイアンは必ず得意の番手を作っておくと良いです。7番アイアン、8番アイアンなどを選ぶと良いです。
または、距離を打ち分けるために、5番アイアンと7番アイアンを選ぶという考え方もアリです。
ウェッジ
ウェッジといっても色々とありますが、アプローチウェッジ、ピッチングウェッジなどを選んで練習しておくと良いです。
アプローチウェッジ / ロフト角52度前後
80ヤードくらいまでの距離を狙うクラブとして使ったり、短い距離のアプローチなどで使えます。
ピッチングウェッジ / ロフト角45度前後
100ヤードくらいまでの距離を狙うクラブとして使ったり、短い距離のランニングアプローチなどで使えます。
その他のクラブ
その他、フェアウェイウッドやユーティリティなどを加えても良いです。7番ウッド、5番ウッドなども加えることで、得意クラブを増やしていくことができます。
ゴルフスコア100切りで使うウェッジ
得意クラブを選ぶ考え まとめ
得意クラブを選んでいくと、概ね5本くらいに収まります。
(1)ドライバー、(2)フェアウェイウッド1本、(3)7番アイアン、(4)ピッチングウェッジ(45度)、(5)ウェッジ(52度)という選択になるかと思います。ここに5番アイアンを入れても良いですし、フェアウェイウッドをユーティリティにしても良いです。上述したゴルフクラブ5本にパターを加えれば、6本となります。
ゴルフ100切るには、ゴルフクラブ6本あれば何とかなるというのが現実です。
得意クラブを作るときの用途、考え方
番手 | 用途・考え方 |
ドライバー | ティーショットで使用する |
フェアウェイウッド | 距離のあるPAR3で使える PAR5のセカンドショットで使える |
アイアン | PAR3のティーショットで使える セカンドショットなどで使える |
ウェッジ | アプローチで使える |
得意クラブを作るための練習
ゴルフクラブ14本をまんべんなく練習するのではなくて、
クラブを絞り込んで練習をした方が効率的な練習が可能です。
得意クラブを作るためには、とにかく打ち込むことです。打ちまくって、そのクラブの特質を知ることが大切です。また、うまく打てることを考えることも重要ですが、どのようなミスが出るのかという、ミスショットの傾向を把握しておくことが必要です。
得意クラブというのは、どのようなミスショットが出るのか把握しているから、安心して打てる。
だから、得意クラブということです。
ドライバーを得意クラブにする練習
ドライバーは、ティーショットでしか使いません。飛ばそうとするのではなく、確実にフェアウェイをキープできるように練習しておくと良いです。スライスしても良いです。スライスしてもOBせずに、フェアウェイキープができればOKです。
フェアウェイウッドを得意クラブにする練習
苦手意識がある場合は、無理して使おうとしなくても良いです。ただ、打てるようになっておくと色々と助かります。
ドライバーが調子悪いときなどは、重宝します。
アイアンを得意クラブにする練習
セカンドショット使ったり、グリーンを狙ったショットで使ったりと、使用頻度が高いクラブです。
できれば、ダフらずに、しっかりと打てるようになっておくと良いです。
ウェッジを得意クラブにする練習
短い距離が得意となれば、アプローチでしっかりと寄せられるようになります。
アプローチで寄せられれば、スコアをまとめやすくなります。
クラブを絞り込んで効率的に練習する
14本のゴルフクラブを全てを練習しようとしていては、効率が悪い練習しかできません。ゴルフクラブを選んで、絞り込んで、練習をすることで、得意クラブを作ることができるようになりますし、効率の良い練習ができるようになります。
また、クラブ毎の打ち方を覚えられるようになれば、他の番手も打てるようになってきます。例えば、7番アイアンが打てるようになってくると、自然と8番アイアン、5番アイアンも打てるようになってきます。番手が変わってもアイアンクラブの打ち方をマスターしているので、問題なく打てるようになってきます。
ゴルフクラブを絞り込んで、練習をすることで、得意クラブをつくることができます。
また、それこそが100切りへの近道だったりします。