ゴルフ100切りに向いてるドライバーの選び方

2022/10/16更新

実戦的なドライバーを紹介します。最新モデルのドライバーが、絶対に飛ぶとは限りませんし、値段の高いドライバーが飛ぶとは思っていません。中古ドライバーでも、価格いやすいモデルでも飛び性能を持ったドライバーは、多くあります。その辺りを加味しながら、ゴルフ100切りを目標としたドライバーの紹介をしていきます。

 

100切りゴルファーに向いてるドライバー

100切りゴルファーに向いてるドライバーは、正しい打ち方ができなくても、打点がズレても、変な打ち方になっても、そこそこ飛んでくれるドライバーです。実際に最近の新しいモデルのドライバーは、打点がズレても強い反発で飛ばせますし、打ち方が悪くても、なんとなく飛んでくれます。スイートエリアが拡大されてるドライバーは、打点がズレても著しく飛距離が落ちることがありませんし、ある程度の反発力を保ってボールを飛ばすことができます。

つまり、寛容性のあるドライバーです。
優しく打てるドライバーとも呼ばれています。
専門用語でいえば、アベレージゴルファー向けドライバーと呼ばれたりもします。

そのようなドライバーをこちらのページで紹介していきます。

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最近のドライバーは、重心角が大きくて、捉まる!

2018年モデルのドライバーの殆どは、捉まりがよくなっています。重心角を大きくすることで、フェースの開きを極力小さくして、スライス回転を減らし、直進性を高めようとする工夫が取り入れられています。重心角というのは、重心距離と同じように、捉まりやすさ、直進性、スライスを減らすということに、大きな影響を与える要素のひとつです。

 
ドライバーショットのインパクトというのは、ドライバーヘッドがボールに衝突した瞬間というのは、フェースが開きやすくなります。ですから、ゴルファー自らからヘッドターン(フェースローテーション)という操作をして、フェースを閉じながらインパクトを迎えることが必要となります。

重心角が大きければ、ドライバー自身がヘッドターンをしてくれる角度が大きくなるので、自分でヘッドを閉じるような操作ができないゴルファーに向いていますし、自然と捉まったボールが打てるので、直進性が高くなります。重心角が大きいと自然とドライバーヘッドが閉じようとする動きをします。この動きこそが、ゴルファーを助けてくれる動きとなり、スライスを減らすことができます。

つまり、スライスボールを減らすことができるということです。

スライスしないドライバー・曲がらないドライバー

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最近のドライバーの特徴を知ること

まずは、最近のドライバーの特徴を知っておきましょう。
最近のドライバーの特徴は以下の3つとなります。

(1) 低重心

ドライバーヘッドの重心が低いということは、スイートエリアよりも少し上で打ちやすくなります。すると、バックスピン量を抑えた低スピンのボールが打ちやすくなり、結果的に飛距離アップに貢献しています。

(2) 低スピン

低重心により低スピンだけではなくて、ドライバーヘッドの重心深度がフェース面寄りとなっている、浅重心(前重心)のドライバーが増えており、浅重心(前重心)のドライバーは、バックスピン量を減らした強いボールが打ちやすいです。その反面、バックスピン量が少ないので、ボールに揚力を与えることができずに、低い弾道になってしまうこともあります。

(3) 反発範囲が広い

スイングが適切ではない場合は、どうしても打点がズレてしまうことがあります。トゥ側にヒットしたり、ヒール側にヒットしたりしてしまいます。今までのドライバーは、スイートエリア(フェースの真ん中)あたりで打てるとよく飛びました。

ですが、最近のドライバーは、打点が多少ズレても強い反発が得られるようになっています。そのために、ヘッドがたむようにしたり、ソール側に溝を設けたりしているのです。

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実はシャフトのスペックが重要

ドライバーというゴルフクラブは、進化を続けており、殆どのメーカーが飛ぶ要素を持たせていますので、飛ばないドライバーヘッドは無いと言えるほどに進化しています。厳密なことを言えば、メーカーごとに特徴があったりもしますが。

ドライバーヘッドより重要なのは、実はシャフトです。飛ばせるドライバーを活かすのはシャフトであり、シャフトの振り易さで飛距離も変わってきます。シャフトを変えるだけでヘッドスピードが速くなることもあります。ドライバーの良し悪しを決定するのはシャフトと言っても過言ではありません。それくらいにシャフトは重要です。シャフトスペックを誤ると、飛ばせるスイングができていても全く飛ばなくなってしまいますので、注意しましょう。

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シャフトスペックを知ること

シャフトのスペックを知っておくことは、とても重要なことです。シャフトにはフレックスS、SR、R があります。ヘッドスピードが速くて、強く打てるゴルファーには、フレックスXというシャフトもあります。

シャフトのフレックスについて

フレックス 硬さ 重さ
フレックスS 硬い 重い
フレックスSR やや硬い やや重い
フレックスR 柔らかい 軽い

シャフトのトルク

フレックスだけではなく、トルクも確認すると良いです。トルクというのは、シャフトの捻じれのことであり、シャフトの遊びのようなことです。トルクが少ないと硬さを感じますし、トルクが多いと柔らかさを感じます。

シャフトの重さ

シャフトの重さも大切です。あまりにも重いシャフトは、振り切れなくなってしまいます。

シャフトのシャフトの調子

調子は、シャフトのどこで撓るかというポイントです。キックポイントと呼ばれることもあります。シャフトが撓るポイントで打ち出す角度が変わってきます。

調子 撓り具合 打ち出し角度
先調子 シャフトの先端が撓る 高い
中調子 シャフトの真ん中で撓る 中くらい
手元調子 シャフトの手元側で撓る 低い

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ヘッドスピード対応表

ヘッドスピード フレックス シャフト重さ シャフト硬さ
43m/s 以上 S 重め 硬い
40m/s 前後 SR やや重め やや硬い
38m/s 前後 R 軽め 柔らかい

上の表は目安です。ヘッドスピードがそれほど速くなくても、重くて硬いシャフトを好むゴルファーも居ます。シャフト選びは、自分の感覚が大切です。実際に振ってみると、重さを感じないこともあります。100切りゴルファーの場合は、重いシャフトを選んだ方が、身体を使ってスイングをするからと言われたりもしますが、必ずしもそうだとは言い切れません。自分が振り易いシャフト・スペックを選ぶことが大切です。

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最近のシャフト傾向

  • シャフトが軽め
  • シャフトのトルク多め

最近のドライバーに装着されているシャフトは軽めが多いです。そして、トルクも多くなっています。軽いから速く振れるし、シャフトの撓りを活かして、ドライバーヘッドを加速させて、飛ばせるという考えなのでしょう。その方が、強いインパクトとなりますから、ボール初速をアップさせて飛距離アップができます。

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スライスを減らす! 重心距離が短いドライバー

重心距離というのは、シャフトを軸として、ドライバーヘッドの重心位置までの距離を指しています。重心距離が短いと、ヘッドが返りやすくなりますので、捉まりの良いボールが打てます。スライスが多いというゴルファーは、重心距離が短いドライバーを選ぶことで、スライスを減らすことができます。

 

スライスはボールが右に曲がっていき、曲がった分だけ飛距離をロスします。重心距離の短いドライバーを使って、捉まったボールを打てるようにして、直進性を高めるだけでも、飛距離アップすることができます。

そして、ストレートボールが打てれば、ボールが着地してからも、真っ直ぐに転がっていきますので、キャリーとランで飛距離を出すことができます。ですから、重心距離が短いドライバー、捉まるドライバーというのは、とても重要であり、良いスコアを出すための武器になります。

スライスしないドライバー・曲がらないドライバー

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フックフェースのドライバーを選ぶ

フックフェースというのは、ドライバーを持って構えると、自然とフェース面が左を向くドライバーです。最初は、構え難さがあるかもしれませんが、フェース面が最初から左を向いているので、スライスを軽減してくれるのです。

最近は、殆どのドライバーがフックフェースとなっています。アスリート向けのドライバーは、むしろオープンフェースとなっていることもあります。強く叩きにいくことができないゴルファーが、オープンフェースのドライバーを使うとスライスしか打てなくなってしまいます。

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ドライバーで低い弾道しか打てない

ドライバーショットは、ボールをティーアップして、アッパーブローで打ちますから、本来は高い弾道が打てるはずです。なのに、低い弾道しか打てないというのは、ドライバー選びを失敗している可能性があります。

低い弾道しか打てない場合は、飛距離アップも難しくなってきます。低い弾道は、ボールが早く着地してしまい、滞空時間が短いので飛距離アップがし難くなるのです。いえ、むしろ飛距離が出ません。

ドライバーショットで低い弾道しか打てないという場合は、いくつかの理由が考えられます。

(1) ロフト角の数字が小さすぎる

ロフト角の数字が小さいと、ボールが上がり難くなります。ロフト角の数字が小さい、8.5°、9.5°などを使えば、飛ぶだろうという考えもあるかもしれませんが、低い弾道しか打てない場合は、逆効果となってしまい、飛距離が出ません。ボールをしっかりと上げられる、ロフト角10.5°、11°、12°などのドライバーを使った方が飛ばせることもあります。

むしろ、ここ数年でドライバーのロフト角の数字は大きくなってきています。ドライバーなのに、ロフト角が14°というモデルもあります。その理由はバックスピン量を減らした、低スピンなボールを打つモデルが増えてきているからです。バックスピン量が減るということは、ボールに揚力を与え難くなるということでもありますから、ボールが上がり難くなるわけです。

(2) 低スピン過ぎるドライバーを使っている

ドライバーヘッドの重心深度が浅い、浅重心というフェース面寄りに重心が配置されているドライバーは、バックスピン量を減らすことができるのですが、ボールに揚力を与えることができませんので、低い弾道しか打てなくなってしまうこともあります。

特にアスリート向けのドライバーは、低スピンなボールが打ちやすい構造となっており、パワーが無ければボールを上げることが難しくなっています。超低重心、超低スピンとなっていますから、一般的なゴルファーでは、ボールを上げ難いことがあります。

100切りゴルファーの場合は、自然に打っても、ボールが上がってくれる重心深度が深いドライバーを選んだ方が良いです。

(3) シャフトが硬い(オーバースペック)

ボールが上がらない理由として、気付き難い点としては、シャフトが硬いということです。つまり、シャフトが撓らないので、シャフトを活かして飛ばすことができません。自分のスイングでも、シャフトがしっかりと撓る程度のスペックを選ぶことが大切です。

高弾道が打てるドライバー

PINGのドライバーは全体的に超高弾道が打てる設計となっており、低い弾道しか打てない人に向いてます。

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捉まるドライバー

重心距離が短いドライバー、または重心距離が長くても弾道調整機能で自分のスイングに合わせられるドライバーをピックアップしています。ボールを捉まえて飛ばせれば、スライスを減らすことができますので、OBを減らすことにつながります。また、スライスはボールが右に曲がっていきます。捉まったボールが打てれば、曲り幅を抑えて、直進性が高くなりますので、それだけで飛距離アップができる可能性もあります。

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シャローヘッドなドライバー

シャローフェースで、シャローヘッドなドライバーをピックアップしています。全てのドライバーがシャローではありませんが、スイートエリア近くで打ちやすく、高い弾道で打っていけるドライバーをピックアップしました。

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中古でも良いから価格が安いドライバー

なるべく価格が安いドライバーをピックアップしています。少し古いモデルであれば、1万円以下で購入できるドライバーもあります。お試しで打ってみるのも良いです。また、ドライバー2本差しでラウンドする場合の、予備ドライバーにもなります。

最新モデルのドライバーは、進化していることから、飛ばせる要素が多く取り入れられていますが、古いモデルのドライバーでも、しっかりと飛ばせます。自分の打ち方、スイングパワーに合わせて、ドライバーを選ぶことが大切です。

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飛ぶドライバーのポイントは?

飛ぶドライバーのポイントは、低重心、低スピン、打ち出し角などが重要だと言われています。たしかに、そう思います。ですが、本当に大切なのは、できる限り真っ直ぐ飛ばすことができるという点です。

低スピンの場合は、むしろボールが左右に曲がるスピンの方が顕著に目立ってしまって曲がり易くなってしまうことがあります。適度なバックスピン量は必要です。バックスピン量が無ければ、ボールに揚力を与えることができないので、ボールが高く上がることもありません。無駄に低スピンを重要視するのは危険ということです。適切なバックスピン量で、適切な高さで飛ばしていけることが、最重要です。

飛ぶドライバーの仕組み、構造ばかりに注視するのではなく、重心距離が短くて、捉まったボールを打ちやすいドライバーを選ぶと良いです。また、ドライバーヘッドは、シャローヘッドを選ぶことで、ある程度のバックスピン量を与えて、高い弾道を打つことができるようになります。

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ゴルフ100切りを達成するためのドライバー選び まとめ

  • OBを減らす・捉まるドライバー
  • 振り易いドライバー
  • 高い弾道が打てるドライバー
  • 打点がズレても強く反発するドライバー

ゴルフ100切りを達成するには、ぶっ飛びドライバーは必要ありません。必要なのは、真っ直ぐ飛ばせるドライバー、スライスを減らすことができるドライバーです。スライスボールというのは、右に曲がっていきますから、曲がった分だけ飛距離ロスしますし、ランも出ません。ですから、スライスボールを減らすだけでも飛距離アップができるという考えを持つことが大切であり、如何にスライスを減らすかということを優先して考えた方が良いでしょう。

そして、打ちやすいドライバーを選ぶことです。柔らかくて、軽いシャフトを選び、しっかりとした捻転ができてなくなてもシャフトが仕事をしてくれるようなドライバーを選ぶことが大切です。

飛ばす必要はありません。最も重要なのは、フェアウェイにボールを置くということです。フェアウェイキープが重要です。フェアウェイにボールを置くことが出来れば、次のショットも打ちやすくなるからです。

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症状別、ドライバーの選び方

自分がどのようなミスをするのか、ドライバーショットの何が苦手なのか、把握しているのであれば、その症状別にドライバーを選ぶことができます。以下のURLを参考にしてみて下さい。自分に合ったドライバー選びのヒントが見つかるかと思います。

ドライバーが打てない症状別、ドライバーの選び方
ドライバーが打てない症状別、ドライバーの選び方

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併せて読んでほしい記事

100切りゴルファーでも飛ばせるドライバーを紹介しています。新しいモデルのドライバー、中古ドライバーもあります。スイングが安定してなくても、そこそこ飛ばせるドライバー、スライスを減らせるドライバーをピックアップしてありますので、スコアアップを目指すゴルファーのドライバー選びの参考になれば幸いです。

ゴルフ100切りに向いてるドライバーの紹介
新しいモデルのドライバーを紹介しています。最新モデルですので、飛ばせる構造となっていますが、価格が高いです。

ゴルフ100切りに向いてるドライバーの選び方
100切りゴルファーがドライバーを選ぶときのポイントを紹介しています。ドライバー選びの参考にしてみてください。

ドライバーが打てない症状別、ドライバーの選び方
症状別、ドライバーの選び方の紹介です。スライスを減らすドライバー、低い弾道しか打てないなどの症状を解決できるドライバーの選び方の紹介です。

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ゴルフ100切りのドライバー

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