初心者ゴルファーに合ったシャフトフレックス選び

 

ゴルフ初心者だからフレックスSが使えないは間違ってる

ゴルフスコア100切りができないゴルファー、初心者ゴルファーはシャフトのフレックスSは使わない方が良いのか、合わないのかどうか?

その答えは、100切りゴルファーでも初心者ゴルファーでもシャフトフレックスSを使っても問題ありません。パワーがある人であれば、しっかりとした重さと硬さのあるシャフトを使っても問題ありません。

ゴルフ初心者だから、シャフトフレックスSは使えないとか、そういった考えは間違ってます。

シャフトのフレックスの概念を知ることで、誤解や悩みを解消できます。

 

シャフトフレックスの違いを知る

シャフトのフレックスというのは、メーカーが定めたシャフトの硬度と重量のことです。シャフトの重さは、フレックスごとに重さが異なります。フレックスSは重いです。フレックスRはSと比較して軽くなっています。シャフトの硬さは一般的にはトルクという言葉で表現されています。シャフトの捻じれやすさを表しています。トルクの数字が大きい方が捻じれやすく、柔らかさを感じやすいです。フレックスSが最も重くて、硬いということになります。カスタムシャフトの場合、フレックスSよりも重くて硬いフレックスX(エックス)もあります。

シャフトのフレックスと重さとトルク

フレックス 重さ トルク
S 重さ50グラム前後 4.5前後
SR 48グラム前後 4.7前後
R 45グラム前後 5.0前後

自分のヘッドスピード、体力で決めること

100が切れないから、初心者ゴルファーだからフレックスSのシャフトが使えないという考え方をするのではなくて、自分のスイングのパワー、ヘッドスピードに合わせてシャフトを選んだ方が良いです。初心者ゴルファーでもヘッドスピードが速くて、パワフルな場合、軽くて柔らかいフレックスRを使うと、シャフトが負けてしまって大きく撓ってしまい、適切な弾道で打てなくなってしまいます。

また、それほどヘッドスピードが速くないのに、フレックスSという硬くて重いシャフトを使うと、おもったようにゴルフクラブを振ることができないどころから、逆にヘッドスピードが遅くなってしまうこともあります。ドライバーであれば、超低空な弾道しか打てなくなったり、スライスが多くなったりすることがあります。

 

ドライバーのシャフト

ドライバーのシャフトの場合、フレックスだけで選ぶのではなくて、シャフトの重さとトルクをチェックして選びます。そして、クラブ総重量とバランスをチェックして、トータルで選ぶことが大切です。

シャフトのスペック+ドライバー全体のバランス=自分が求めているドライバー

シャフトフレックスSを選択した場合

テーラーメイド M2 ドライバー 2017年モデル | TM1-217
フレックスSを選択した場合、53グラム、トルク4.6、先中調子、バランスD2となります。フレックスSといえども、トルクが4.6あることと、先中調子となっていることから、けっこう柔らかさを感じるシャフトになっています。また、バランスがD2となっていますので、ヘッドの重さをあまり感じずに振りやすくなっています。

また、その年に発売されたモデルによってもシャフトのスペックは異なってきます。2021年に発売された、SIM2 MAX-D ドライバーに装着されるシャフト TENSEI BLUE TM50(2021)の場合、フレックスSであればシャフト重さ55グラム、トルク4.4となっており、けっこう引き締まった、しっかりとしたシャフトとなってます。2021年モデルのドライバーに装着されたシャフトよりも硬くなってます。

このように発売されたモデルによっては、シャフトのスペックが異なりますのでフレックスだけで単純に決めつけるのも難しい点があります。

シャフトフレックスRを選択した場合

キャロウェイ エピック フラッシュ スター ドライバー | Speeder EVOLUTION for CW
キャロウェイの場合、フレックスRで重さ47グラム、トルク5.8となっています。ですが、中調子となっており、シャフトの真ん中から撓るということもあり、意外と撓りを感じ難いです。しっかりとした感じがあります。クラブ総重量は300グラムとなるので、けっこう重量感があるドライバーとなります。

シャフト選択の留意点

シャフトのフレックスだけで選択するのではなく、トータル的なバランスをチェックしながら選ぶと良いです。また、シャフトのフレックス別のシャフトスペック(重さ、トルクなど)に関しては、メーカー毎に異なりますので、注意してください。メーカーが違っても共通手ではありません。

 

アイアンのシャフト

一般的な体力の男性であれば、スチールシャフト 重さ90グラム~95グラム、トルク1.5~2.0くらいで十分扱えます。スチールシャフトは重くて、振り難いと感じるのであれば、カーボンシャフトを選択するのもアリです。カーボンシャフトの場合、重さは55グラム~60グラム、トルク 3.0前後となります。

アイアンのシャフト スチールとカーボンの違い

シャフト種類 重さ トルク
スチール 90~95グラム 1.5~2.0
カーボン 55~60グラム 3.0前後

アイアンは重いシャフトがおすすめ

アイアンシャフトは、重い方が良いです。ドライバーは軽いシャフトでもアイアンは重い方がおすすめです。アイアンは、芝生の上から打ったり、ラフから打ったりすることがあります。軽いシャフトを装着すると、アイアン自体が軽くなってしまい、インパクトも軽くなってしまい、当たり負けすることがあります。ですから、アイアンのクラブ総重量を重くして、重くて、当たり負けしないインパクトで打つことを考えることも大切です。

 

ゴルフ100切りのドライバー

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