7番アインで140ヤードしか飛ばない理由

7番アイアンのロフト角とヘッド種類を知ること
7番アイアンで飛距離140ヤード飛ばすというのは、クラシカルロフトなアイアンを使った場合のことを指してることが多いです。クラシカルロフトというのは、昔のアイアンのロフト角です。軟鉄鍛造のアイアンで7番アイアンのロフト角が34度くらいとなります。現代的なアイアンでいうところの8番アイアンに相当します。
もし7番アイアンで140ヤードも飛ばせてないのであれば、ロフト角、アイアンヘッドに使用されてる素材を知ることが先決です。
クラシカルロフトで軟鉄鍛造のアイアンであれば、飛ばすよりも止まるアイアンとなります。むしろ飛ばさない、飛ばし過ぎないためのアイアンクラブとなりますので、そのようなアイアンクラブで140ヤード飛ばそうと思ってること自体が勘違いであることがあります。
ドライバーのヘッドスピード40m/sくらいの人がクラシカルロフトで軟鉄鍛造の7番アイアンを打った場合に飛距離は、130ヤードくらいとなります。当たりが悪いと125ヤードくらいとなってしまいます。
つまり、7番アイアンの飛距離というのは、その7番アイアンのスペックによって大きく飛距離は変わってきますから、飛距離計測する7番アイアンのスペックを知ることが大切です。
例えば、ストロングロフトの飛び系アイアンであれば、150ヤード、170ヤード飛ばせる7番アイアンもあります。
軟鉄鍛造で飛ばすよりも止めることを意識したアイアンの場合、7番アイアンで125~130ヤードくらいしか飛ばせないこともあります。
7番アインで140ヤードしか飛ばない
一般的な男性ゴルファーの場合は7番アイアンで140ヤード程度は飛ぶとされています。ですが、実際のところはどうなのでしょうか? ゴルフ場で7番アイアンで140ヤードの距離を狙ってショートしてしまったことは多いのではないでしょうか。
現実は7番アイアンで140ヤードも飛んでいないことが多いです。それは、ゴルフ場という環境の中でショットをすると、スムーズにスイングができなかったり、少しダフっていたり、風の影響がを受けていたり、芝生の抵抗などがあったりして、ボールに綺麗にコンタクトできてないことが影響をしています。
または、捻転不足で手打ちとなってしまって、ヘッドスピードが遅くなってしまい、飛ばせなかったということも考えられます。
つまり、当たりが悪いショットということになります。練習場では7番アイアンで140ヤード飛んでいたのに、ゴルフ場では飛んでないというのは、ごく当たり前のことであり、当たりの悪いショットでどのように自分のゴルフを組み立てるのかがポイントとなります。
- 5番アイアン=160ヤード
- 6番アイアン=150ヤード
- 7番アイアン=140ヤード
- 8番アイアン=130ヤード
- 9番アイアン=120ヤード
- 7番アイアン=90ヤード
- 8番アイアン=80ヤード
- 9番アイアン=70ヤード
上述した番手別の飛距離は一般的なデータです。最近のアイアンクラブはストロングロフトといって、ロフト角が立っている傾向にあり、7番アイアンで160ヤードも飛ぶアイアンクラブも登場してきました。アイアンクラブは狙うクラブであり、飛ばすクラブではありません。ただ、短い番手で飛ばすことができれば、簡単なゴルフができるという考えがあるのでしょう。
7番アイアンで140ヤードは普通?
実は、7番アイアンで140ヤードくらい飛ばせるというのは、一般的な男性ゴルファーのパワーであれば、普通の飛距離です。7番アイアンで130ヤードくらいとか、135ヤードしか飛ばないとなると、あまり飛ばせないタイプのゴルファーとなります。実は、私は飛ばないタイプのゴルファーですから、7番アイアンで135ヤード~140ヤードくらしか飛ばせません。それでもスコア80台出せますし、ハンディキャップ13です。
飛び系のアイアンは、もっと飛ぶ
最近のアイアンクラブは、飛び系のアイアンが増えてきており、7番アイアンで170ヤード、180ヤード飛ばせるというアイアンもあります。そういった、飛び系のアイアンというのは、フェース面の弾きが強くなっています。併せて、7番アイアンでありながら、ロフト角が一般的なアイアンの6番アイアンや5番アイアンと同じくらいのロフト角となっていることもあります。7番アイアンなのに、5番アイアン並のロフト角であれば、飛ぶに決まっています。
ですから、飛び系のアイアンを使っていれば、飛ばせます。従来のアイアンクラブであれば、7番アイアンで140ヤードくらいであれば、そこそこ飛んでいると言えます。
ちなみに、アイアンクラブは飛ばすクラブではなく、狙うクラブですから、飛ばすことを考えるよりも、狙ったところにボールを置きにいけることを考えた方が賢明です。
- 飛び系のアイアンはストロングロフトで飛ばせる
- 一般的に7番アイアンで140ヤードは普通
7番アイアンで、どれくらい飛ぶのか考えるのはナンセンス
7番アイアンでどれくらい飛ぶのかということを考えるのはナンセンスです。7番アイアンで、135ヤードしか飛ばない。グリーンまで、160ヤード残っている場合は、7番アイアンを使うことはありませんよね? 160ヤード打てるクラブを使えば良いだけです。7番アイアンで、フルスイングして、160ヤード飛ばそうとせずに、5番アイアンで160ヤード打てば良いだけですから。
最近は、飛び系のアイアンが増えてきていますので、短い番手で飛ばせることが良いとされている傾向がありますし、ショートアイアン、ミドルアイアンで、どれくらい飛んだかのか?という飛距離合戦のようになってきています。
ゴルフは、飛距離合戦をしている訳ではありません。
7番アイアンで140ヤードくらいしか飛ばなくても、全然問題ありませんし、恥じることはありません。実際に、7番アイアンで135~140ヤードくらしか飛ばない私、本人が飛ばないからといって、困ったことはありませんでしたから。
7番アイアンでどれくらい飛ぶ? じゃなくて、7番アイアンでしっかりと狙ったところに打てる? と考えた方が上達が早くなりますし、無意味な飛距離合戦に巻き込まれることもありません。考え方を少しだけ変えてみて、自分のゴルフを組み立ててみて下さい。
- 140ヤード前後で十分
- 飛び系のアイアンなら、170ヤード以上飛ばせる
- 7番アイアンで飛ばそうと思うこと自体がナンセンス
ストロングロフトのアイアンは、もっと飛ぶ
最近の新しいモデルのアイアンは、ストロングロフト&シャフトも少し長目となっており、7番アイアンで、160ヤードくらい飛ばせるようなアイアンもあります。ヘッドスピードが速くて、ストロングロフトの7番アイアンを使えば、160ヤード~180ヤードくらい飛ばせるアイアンもあります。
ミドルアイアンで、160ヤードも飛ばせるのであれば、楽なゴルフができます。いつもユーティリティ、またはフェアウェイウッドを使う距離でも、アイアンで狙っていくことができます。
飛び系のアイアンを使って飛ばす
最近の飛び系のアイアンを使うことで、7番アイアンでも150ヤード以上、160ヤード以上を飛ばすことができます。飛び系のアイアンの場合、アイアンヘッドの構造が完全に飛ばすための工夫が取り入れられており、それはまるでユーティリティのような感じです。
ヘッドスピードが遅くても飛距離不足を感じる場合は、飛び系のアイアンを使うと良いです。
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