ゴルフスコア100切りのコースマネジメント

ゴルフスコア100切るためのコースマネジメントを考えてみたいと思います。ゴルフスコア100切るために私が実践したコースマネジメントを紹介していきますので、参考にして頂ければと思います。特に第一打目のティーショットの重要性を紹介していますので、参考にしてください。

 

コースマネジメントをするに必要な4つのコト

100切るためにコースマネジメントをしようと思っている場合、そのためには最低でも以下の4つのコトが必要となります。

(1) OBしないティーショット

飛ばさなくても良い、ティーショットはアイアンでも良いと言われたりもします。たしかに、スコアをまとめるのであればドライバーを使わない方法もあります。それでも、スコアをまとめるには、ティーショットで飛ばしておいた方が良いです。飛ばせないというのは、ボールをグリーンに近づけられないので、かなり苦しいゴルフを強いられることになります。

なので私も100切り達成するまでは、一生懸命にドライバーを練習しました。飛距離合戦をする必要はありませんが、OBせずに、フェアウェイをキープする程度のドライバーショットは必須です。

だから、100切りゴルファーにはスライスしないドライバー必要なのです。

(2) 自分の飛距離を知っておくこと

自分の飛距離を知っておくことが大切です。7番アイアンでどれくらい飛ぶのか?

ドライバーの飛距離はどれくらいなのか?
9番アイアンで120ヤード飛ばせるのか?

などの番手ごとの飛距離を知っておくことが必要です。
意外と自分の飛距離を知ってないゴルファーは多いです。

7番アイアンで140ヤードくらい飛ぶと思っていても、130ヤードくらいしか飛んでないことも多いです。自分の飛距離を知るというのは、自分のゴルフパフォーマンスを知るということですから、とても重要です。ここで自分の飛距離を勘違いしていると、まったく上達しませんし、スコアが良くなりません。

(3) 自分の持ち球を知っておくこと

持ち球というとドローボールとかフェードボールが打てるとか、そういった深い話になりそうですが、いつも通りに打ってみてどんな弾道になるのかということを知っておくことが大切です。

いつも通りに打ってスライスが多いのか、フック系のボールが多いのかどちらが多いのかということです。ボールが曲がるのが悪いことだというのではなくて、コースマネジメントをするには、自分のボールの曲り幅や持ち球を知っておかなければ、狙ったところにボールを運びにくくなります。

(4) 自分ができることを知っておくこと

自分ができること、自分の今のゴルフ技術で打てる飛距離などを把握しておくことが必要です。これも勘違いが多いのですが、グリーンまでの距離が150ヤードをしっかりと打てると思い込んでる人は多いですが、150ヤードくらいの距離をしっかりと狙ったところにボールを運べるように打てる人というのは、すでに上級者ゴルファーです。100切りゴルファーの場合、100ヤードくらいでも左右にズレたりすることが多いです。

打てない、飛ばない、左右に散らばるだけど100切り目指す

はっきりいってしまえば、打てない、飛ばない、ボールが左右に散らばるし、悲惨なショットが多いけど、なんとしてでも100切りをしたいというのが、100切りゴルファーな訳です。私もそういった時期がありました。打てない、飛ばない、左右に散らばるのが悪いのではありません。そういった状態でもスコアをまとめようとする努力をすることが大切です。

 

ティーショットとティーグラウンド

100切りゴルファーのコースマネジメントで最も大切なのはティーショットとティーグラウンドの攻略です。ティーショットに関しては、何度かこのブログでも書いてますが、そのホールの第一打目ですし、ティーショットで次のショットが打ちやすいところにボールを運ぶというのは、とても重要なことであると考えています。

ティーショットはティーグラウンドが打たせてもらえます。ゴルフ場で唯一、平らに近いところから打てるというラッキーな場所がティーグラウンドです。そして、ティーショットは、そのホールの第一打目となりますから、とても重要な訳です。

ティーショットでナイスショットするコツとしては、練習場で打ってるときと同じように軽く振るだけです。ドライバーであれば、ドライバーのヘッドの重さを感じながら、軽く振るというイメージです。

ティーグラウンドの向きに注意

また、ティーグラウンドの向きが傾いていることもありますし、ティーグランドが少し傾斜になっているという場合もあります。これは、わざと難易度を上げるために、そうている場合が多いです。ですから、ティーグラウンドは平らで真っ直ぐだと安心するのではなくて、打つ方向をしっかりとチェックすると良いです。

ティーショットは無理してドライバーを使う必要ない

ドライバーショットに自信が無ければ、無理してドライバーを使う必要はありません。だけど、ティーショットで飛ばしておいた方がアドバンテージがありますので、スコアはまとめやすくなります。つまるところ、距離というのはスコアに直結してきますし、距離が長いとスコアが悪くなることが多いです。ですので、ティーショットでは、できるかぎり飛ばせた方が良いので、ドライバーが打てた方が良いです。

ティーショットは、コース全体を見て危険個所を察知する

ティーグランドに立ってみて、コースを見渡してみて、危険個所があるのかチェックします。危険個所というのはボールを飛ばしてはいけない場所です。例えば、左側がOB杭が浅かったりしたら、左は直ぐにOBになってしまう危険性があります。右側に林があり、隣のホールが隣接されている場合は、隣ホールへの打ち込みなどの危険もあります。

そのように、コースの危険所、ボールを飛ばしてはいけない箇所というのを察知できるように、自分のゴルフセンサーを働かせておくことが必要です。

特にティーショットは危険ゾーンを見極めること

ティーショットは、そのホールの第一打目となり、とても大切なショットです。ティーショットでミスしたり、OBするということは、出鼻くじかれてる状態で、なかなかスコアをまとめられません。なので、ティーグランドがホール全体を見回して、危険ゾーンを察知する能力を高めることが必要です。以下の写真を参考にしてください。ティーショットを打つときの危険ゾーンを見分けるヒントになるかと思います。

左が危険ゾーン・右側がセーフゾーン | 大叩きしないティーショット

左は浅くて、右側は助かりやすいというのが判ると良いです。なので、下の写真の場合は、スライスしても助かりやすいということです。

右が危険ゾーン・左がセーフゾーン | 大叩きしないティーショット

わざと左右の木々がせりだしてるように感じます。左側は木々で見えませんが、けっこう広くてセーフです。逆に右側は崖となっておりOBしやすいです。

上の写真のようにゴルフコースにはボールを飛ばしてはいけない領域というのがあります。それを察知して、ティーショットすると良いです。多少、ボールが曲がってしまってもOBにならないように狙いを定めることが必要となります。スライスが多い人は、少し左を狙って打つと良いです。

コースが狭いか広いか

ゴルフコースの難易度を測る場合、狭いか広いかを挙げることが多いです。狭いとプレッシャーが掛かったりして、難易度が高くなりますので、狭いか広いかはあまり考えない方が良いです。狭いなと思っても、フェアウェイの真ん中を見つめて、意外と広いんだなと自分に言い聞かせると良いです。

狭いからOBが怖い、難しいホールだと思ってしまうと、不安にかられてしまって身体がスムーズに動き難くなりますので、注意して下さい。つまり、うまく打てないのは、下手だからではなくて、自分でプレッシャーをかけてしまって、スムーズな動きができないようにしてしまっているだけということです。自滅してるってことですね。

 

ハザードは絶対避けること

池やバンカーなどのハザードは絶対に避けることです。池越えやバンカー越えをしなければならない場合は、仕方がありませんが、無理して池越えやバンカー越えのショットをする必要はありません。100切りゴルファーの場合、池越えやバンカー越えのショットに挑戦して、良い結果になることは少ないと心得ておくことが大切です。理由は簡単です。池越えやバンカー越えのショットを練習したことが無いからです。練習してないことをやろうと思っても、なかなか難しいものです。

もし、バンカーに捉まったら

2019年のゴルフ規則では、2打罰でバンカーからボールを拾い上げて、バンカー外の後方にドロップしてプレーすることができるようになります。なので、バンカーに捉まったら、無理して脱出しようとせずに、アンプレヤブル宣言をして、2打罰を加えて、バンカー外の後方にドロップしてプレーした方が大叩きを予防して、スコアを良くすることができます。

 

ロングホールのセカンドショットは無理しない

ロングホールは、5打でカップインさせればパーがとれます。そして、ロングホールでありがちなのが、セカンドショットのミスです。距離が長いので、セカンドショットで飛ばしたくなり、そこでミスすることが多いです。フェアウェイウッドでダフったり、チョロしたり、OBしたりすることが多いです。無理せずに、自分が不安なく打てる番手で打った方が良い結果が得られます。

ロングホールのセカンドショットを7番アイアンで打っても全然問題ありません。そして、3打目も7番アイアンで打っても良いです。ミスせずにボールを運んで、スコアを作ることがゴルフ100切りのために必要なコースマネジメントですから。

 

セカンドショットは無理してグリーンを狙わない

グリーンまで100~130ヤードくらいであれば、直接グリーンを狙うのはアリです。ただし、150ヤードくらいになると、かなり難易度が上がるのでグリーンを直接狙うのは避けた方が良いです。ゴルフコースのレイアウトにもよるのですが、グリーン周りにバンカーが少ないのであれば、グリーン手前にボールを運んでアプローチで寄せて行った方が良い結果となることが多いです。

グリーン奥には行かせない

グリーンを狙って、距離が間違っていて、ボールがグリーン奥に行ってしまうことがあります。すると、途端に難しいアプローチが必要になることが多いです。なので、基本的にゴルフは手前から攻めるというのがセオリーです。ですから、グリーン奥に行かせないようにすることも大切です。

 

直線的に考えすぎないこと

なんとかしてグリーン方向にボールを飛ばしたいということから、どんなライでも、どんな状況でも、とりあえずグリーン方向に向けて真っ直ぐ飛ばそうという傾向が強くなります。つまり、直線的に考えやすくなります。それが悪いワケではありませんが、少しだけ考えを変えてみると大叩きを減らすことができます。

上の写真のようにグリーンの手前と奥にバンカーがあり、左側に花道があるという状況だったとします。ピンが見えてますし、真っ直ぐ狙っていくことが最良の攻め方です。ただ、グリーンを狙ったショットが毎回ナイスショットできるのであれば良いのですが、スコア100切りゴルファーの場合、このような状況でミスすることが多いです。ミスすると手前のバンカーかグリーン奥のバンカーに捕まってしまって、バンカーで大叩きとなる可能性が高いです。

ならば、グリーン左側の花道方向を狙った方が良いです。良くてパーが穫れるし、3パットしてもボギーです。
このように直線的に考えることを止めてみると、意外と大叩きしないヒントが見つかったりします。

 

マネジメントは判断と決断

ゴルフスコアをまとめるためのマネジメントというのは、判断と決断です。ゴルフボールをどこに向けて打つのか、何ヤードくらい打てば良いのか。そして、頭の中のイメージにしている通りに打つには、何番で打てば良いのかという判断をしなければいけません。

そして、判断と決断をするには、自分のゴルフ技術を把握しておかなければいけません。自分のゴルフ技術でデキルこと、デキないこと を把握しておかなければ、間違った決断をしてしまいます。ここに気付いていれば、意外と適切なマネジメントができるようになります。

頑張って、ゴルフスコア100切り目指しましょう!

 

100切るための考え方

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